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サウダージサウダージ


華藤 えれな 著
幻冬舎 リンクスノベルズ
2006/8/31 発売
行方不明になった兄を探し、ブエノスアイレスを訪れた朔弥。兄の情報を握るマフィアの男に魅入られ、脅されるまま身をまかせるが…。

Amazon.co.jp:出版社/著者からの内容紹介より引用


※以下、18歳以下の方・ボーイズラブに興味のない方の閲覧、ネタバレにご注意ください。
有名な作家さんらしいですが…実は初買いです。
今までの作風がワタシ好みじゃなかったから手を出してなかったのですけど、今回の内容は何となく好みかなーと思い切って読んでみました。
話の流れを作るのは大変上手な作家さんだと思いました。キャラも立ってて、非日常であるにも拘らず違和感がなく、無理難題を押し付けるレオン(攻)も決して嫌味じゃなく、彼は彼なりのバックボーンがあってこうなったのだと納得させられるだけの表現力と構成力。
良質の作品で、半分くらいまでは「最近の中ではヒット作品かも」と思いつつ読み進めたのですけど……中盤から終盤に差し掛かるに従い、朔弥がレオンに惹かれていくことを自らが理解するに従い……何となく、何となくなんですけど作品としての魅力が減っていってしまったように感じました。
多分これはやはり私の好みではない…ただこの一言に尽きるのだと思うのですけど。

そうは云っても、レオンはカッコイイし監禁されてもなお屈服しない朔弥の男っぷりは、BLにありがちな崩れ落ちるばかりの受とは違い、小気味よさを感じます。
展開が苦手なだけであって、ストーリーもよく練られててサスペンス的にもまあまあ楽しめました。(はすぐわかってしまいましたけど……)
特に良かったのは、最初、レオンに誘われるまま男性二人でアルゼンチンタンゴを踊るシーン。競技(ヨーロッパ)タンゴが優雅でストイックなダンスであるのに対して、アルゼンチンタンゴは情熱的でエロティック。。
それをタッパのある男二人が官能的に踊るなんて、ここで萌えなきゃ腐女子が廃るってもんです(笑)。

作家買いまではいかないのですけど、内容によっては読みたいなーと思わせる作家さんに出会えました。
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