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陵辱と純情にゆれる獣陵辱と純情にゆれる獣
素晴らしい! オススメv

秀 香穂里 著
白泉社 花丸ノベルズ
2006/8/25 発売
大手広告会社のディレクター直井佑一(なおいゆういち)は、強い出世意欲を持っていた。クラブで見た逢澤貴久のフィルムに惚れ込み、新規プロジェクトの映像制作を依頼する。だが逢澤が要求したのは、氷の美貌と呼ばれる直井の身体だった。直井は仕事のために仕方なく、逢澤が独りで隠れるように暮らす軽井沢の古い洋館へと通う。週末ごとに奔放で濃厚な時を過ごすうちに、傲岸な態度の裏に隠された逢澤の繊細さに触れて直井は……!?

cult7 商業誌情報より引用

※18歳以下の方、ボーイズラブに興味のない方の閲覧、また、ネタバレにご注意ください。
大好き! と、声を大にして云ってみる(笑)。

好悪が分かれる内容かとは思いますが、私は大好きです。
陵辱といってもそんな酷いことはされないし、監禁だ何だといってもそこはそれ「秀 香穂里」作品から逸脱はしてないです。
ノベルズサイズで2段組のレイアウトにみっちり書き込まれているので、心理描写も過不足がなくて、二人が惹かれあう過程がつぶさにわかるし、傲慢だと思われた逢澤も実は傷つきやすい少年のような一面も持っていたりして、なんだか可愛かったです。
その点、直井のほうがちょっぴり大人かな。

最初の頃は逢澤の気持ちがはっきりしなくて、単なる好奇心? と思わせる節もあり、鬼畜度↑って感じでしたが、それに負けない直井がカッコイイ。
氷の美貌と呼ばれるほど美しい容姿をした直井ですが、描写が行き過ぎることがなかったので私の苦手な美人受とは思えず(もし作者ご本人はそれを狙ってらしたら失礼な話なんですが…)、それよりも何よりも、どんどん言葉責めがエスカレートしていく逢澤に対して、反発しながらも惹かれていくその様が、なよなよしてなくて男っぽい一本筋の通ったような印象を受け、潔い感じ。
その辺りがワタシ的には萌え要素でした(*^_^*)。
クリエイターとして才能ある逢澤へのクリエイターとしては大成しなかったものの、別の才能に溢れた直井の葛藤がワタシには身につまされます……。
さすが、サラリーマン物(いわゆるリーマン物ではなく"働く男"という感じなんですけど)の表現がうまいなあー秀さんは。

結末辺りから一気にベタ甘になってしまいますが(や、それはそれでいいんですけど)、お互い対等な立場で戦う男たちの続編を、是非期待したいところです。
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