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哀しい結末…との噂を聞いていたので、なかなか手が伸びませんでした。
基本的にBLにおいては、ハッピーエンド至上主義でして、そのほうが正しいとかしっくりくるとわかっていても、悲しい最後の話は何となく苦手です。
そんな読者が多いせいかどうかわかりませんが、BLは9割方ハッピーエンドですよね。
……だもんでこの作品、どこまで「哀しい」のかは前評判をあえて読まなかったので知らなかったのですが……やはり読み始めづらかった。
(前評判をあえて読まなかった割になぜ「哀しい」と知っているかと申しますと…作者様ご自身がばらしちゃってるんだもんなー……orz メルマガも安易に読めやしない…)

というわけでネタバレになりますので、感想は続きに。。。
気品溢れる風貌と鋭い眼差しを併せ持つ、香港マフィア・アレックス。来日した彼を監視するため、滞在ホテルのバトラーとして潜入した高峰だったが、アレックスは初対面から無理難題を押しつけてくる。「恋人のようにお客様に惚れ込むこと」教えられたバトラーの極意を実践するように、甲斐甲斐しく尽くし信頼を得た高峰だったが、互いの気持ちはいつしか信頼と任務を越え…。マフィア×潜入刑事の灼熱愛。
マフィア×潜入刑事の灼熱愛というよりは、お金持ちイケメン×新米バトラーのラブラブってな感じでした(笑)。
「マフィア」という設定は単なる味付けで、ストーリーにそんなに関わってきません。ストーリーもほぼホテル室内で展開していくので、ヤクザ・マフィアものにありがちな「陰謀が!」「危険が!!」みたいなテイストは皆無に等しいです。
ひたすらアレックスが高峰を調略(てほどでもないか…)していく話です。
だもんで「エス」とかそっち系のテイストをお求めの方には、全体的にストーリーが鈍くスケールが小さく感じられるかもしれません。

が、ワタシは結構好き。
アレックスの我が儘ぶりも高峰の健気ぶりも、行き過ぎてないもん。ホテルで恋に落ちる…しかも金持ちとそうでないヤツが! こんな設定、今時ハリウッドでもありませんが、結構はまるなあ…BLだと。
英田さんの軽めのテイスト作品で好きだったのは、実はあんまりないんですけど、この作品は好きです。
物足りない気もするけど、気軽に読める一冊だと思います。

……がしかし。
エンディングはなんだか物悲しいなあ。
それまでが「ハーレクイン」だったのに突然「シリアスドラマ」になってしまった…。「ハーレクイン」のハーレクインたる所以は、最後は絶対ハッピーエンド!ということに尽きると思うんですけど(や、実はハーレクイン読んだことないんですがね(*^_^*))……ここでアンニュイな終わり方にする必要があったのかなあ…。
続編を視野に入れているのであれば、それもありかも知れないけど、あとがきを読む限りは英田さんにとって「これもハッピーエンド」とのことなので、それも期待できそうにないし。

あああああ、何となくしっくりこないエンディングでした…。
(だからと言って、高峰が刑事やめてアレックスについて行ったら……それはそれで「違うだろ!!」と突っ込んでしまうと思うんですが。「夜に〜」シリーズと同じになっちゃうしなあ…)
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